2016年02月11日

西洋医学ではありえない⑤ ~自分の足で~

私が本部に勉強に来た頃、急性リンパ性白血病の20代の男の子がお店に来られました。


彼は障害を持っており、パン屋さんで仕事をしてきました。大きな大学病院に通っていたのですが、身体のバランスがうまく取れず一人で歩くことができません。原因がはっきりしないとのことで一向に良くならないと父親は会長に訴えていました。彼の体は不安定で足から足元にかけて小刻みに震えており 父親と父親の友人が両脇を支えてやっとの思いで椅子に座らせた状況でした。彼は笑顔さえ見せず能面のような顔をしていました。


私はなぜ彼がこのように全身が震えているのかとても不思議でした。白血病とはとても繋がらなかったのです。




ただ会長は何も聞かず彼が少しでも楽になるようにお灸を当てるように私に指示しました。


私は彼の頭の百会から熱をいれていきました。ところが、彼は頭のツボに熱が入りませんでした。会長は「熱が入るまで繰り返し当てなさい」と仰いました。


私の二人の息子も同じ位の歳で、私は当てながら早く熱が入ってと祈りながらお灸を繰り返しました。すると2時間ほど経って彼は気持ちが良いのか「あーっ、あーっ」と小さな声で熱いのを訴えてきました。




そしてまた彼の冷えた固いお腹にお灸を当てていきました。彼は色白で顔に赤みのない状況でした。外見を見ても血液の循環が悪いのは見て明らかでした。そして膝、股関節と熱を入れていきます。会長はその後究極のツボ押しをします。「もう少しがんばるぞ。」というと少し大きな声で「はーい。ごめん」と究極のツボを押していきます。「よっしゃ、良く頑張った」と。彼はエビ反りにして痛がりましたが、その後足が軽くなったのか顔から少し笑顔が見られるようになりました。


私は本当に彼が楽になったんだなと安心しました。




会長の究極のツボ取りは痛みを伴いますが、嘘のような痛みの解放感があり身体を楽にしていきます。


それは体験してみないとわかりません。




そして6ケ月ほど過ぎた頃、彼は支えなく自分で歩けるようになりました。震える身体もずいぶん治まってきました。そしてうれしいことに会社の沖縄の社員旅行は、車椅子ではなく自分の足で行くことができました。


今も彼は元気に働いておいしいパンを焼き続けていることでしょう。







右の写真は


彼の父親は息子を治すためにびわ灸の勉強を始め当てている様子です.

 
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Posted by びわまる at 13:24│Comments(0)院長のブログ
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